にんにくの豆知識

これらの働きは、にんにくについて一般的にいわれていることです。
当社大蒜(にんにく)製品について述べたものではありません。
 
 

大蒜とは

ニンニクのことです。原産地は諸説ありますが、中央アジアのキルギス地方が有力なようです。
ユリ科のネギ属の多年草で、タマネギやネギと同じ仲間です。古代より滋養強壮薬として用いられていることは良く知られています。
古代エジプトのピラミットは、にんにくがなければ出来なかったとか・・・
ピラミット建設に従事した奴隷に与えられていたことは有名な話です。その他虚弱や頭痛などの薬用に使われていたことも、同じ古文書(パピルス)に記されています。
またにんにくが薬の効能を助ける働きがあるので、欧米の医者が病人に薬を飲む前にニンニクを食べることをすすめるそうです。
日本では、「本草和名」(918年)の記述が最初です。少なくとも1000年以上前から薬用として用いられていたようです。
ニンニクという呼びの語源は、仏教用語の忍辱(にんにく)から来ています。
(注)六波羅蜜の一。もろもろの屈辱・迫害を忍受してうらまないこと。
仏教では精力がつき過ぎ修行の妨げとして食用禁止になったとか。しかし僧侶たちはスタミナ食として「隠れ忍んで食べた」ということから、「ニンニク」とよばれるようです。
また、古くから魔よけとして使われていたようです。
青森県弘前市の「鬼神社」の「ニンニク祭」が開かれ、神前にニンニクを供え、民家の戸口にニンニクをつるし、悪魔や病魔を祓う習慣があるそうです。
一方、ヨーロッパでは、「魔よけ」としてよく知られています。
あのドラキュラ-もニンニクには、弱いことはあまりにも有名です。
日本とヨーロッパに同じ「魔よけ」として、ニンニクが登場するのも興味深いことです。
それも、ニンニクのあの強烈な臭いのせいでしょうか?
(一部広辞苑より引用)
 
 

ニンニクのあの匂い

ニンニクには強烈な臭いがあります。それは、その成分にあります。
ビタミンB1、B2、C・アリシン・スコルジニン・有機ゲルマニウム・セレニウム等です。
問題はこのアリシンです。このアリシンは、切ったりすったりして刺激を加えるとアリチアミンという成分に化学変化をおこします。この時にあの独特な臭いを発するのです。
しかしアリチアミンと更に変化したアホエンが今健康維持によいと話題になっているのです。臭いは栄養のバロメーターともいえます。
またニンニクのアリシンには、血行を促進する働きがあります。新陳代謝を促進し疲労回復・食欲増進などの働きがあります。強力な殺菌力抗菌力も知られています。これはニンニクが外敵から身を守る作用と考えられます。

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